2025/08/11

レジリエンスを育てる運動習慣のつくり方 tsunagutraining 中島匡晶

大阪 (梅田 京橋 中之島)を中心に活動している、tsunagu training代表パーソナルトレーナーの中島匡晶です。

「体を整えて鍛える」ことを得意としており、運動が初めての方や不安のある方にもわかりやすく丁寧にサポートしています。

レジリエンスを育てる運動習慣のつくり方

心と体が整う7つの工夫【第3部:実践編】

知ってるだけじゃ変わらない

運動がレジリエンスを高めることはもう分かった。

脳に効いて、ストレス耐性も上がって、病気も予防できる。

でも。

実際にやらなければ何も変わらない。

今回は、そんな「知ってる」と「やってる」の間を埋めるための

実践的な工夫とコツを紹介します。

 

【1】「目的」を明確にする

まず大切なのは、なぜ運動をするのか?を自分なりに整理すること。

  • ストレスに負けない自分でいたい
  • 不安や落ち込みから抜け出したい
  • 子どもや家族のために健康でいたい
  • 自信を取り戻したい

目的があれば、行動に意味が生まれます。

モチベーションが下がった時の「軸」にもなります。

 

【2】「少しキツい」を意識する

レジリエンスを鍛えるための運動は、ちょっとだけキツいくらいがベスト。

目安は「RPE6〜8」くらい(※主観的なキツさの指標)👇

  • 軽く汗ばむ有酸素運動(ウォーキング、サイクリング)
  • 会話がギリギリできるジョグ
  • 自重スクワットや軽い筋トレ

✖️ただ歩くだけ ✖️ダラダラストレッチ だけでは効果が弱い。

→ 少し心拍が上がる、筋肉に刺激が入る運動を取り入れましょう。

 

【3】「継続しやすさ」最優先

続かないと意味がない。

だからこそ、完璧を目指さない設計がポイントです。

  • 毎日でなくてもOK → 週2〜3回でも十分
  • 30分まとまらなくてもOK → 10分×3でも効果あり
  • 家でもOK → スクワットとラジオ体操だけでも◎

始めは“やらないよりマシ”を大切に。

ハードルが高いと人は動きません。

 

【4】「記録」をつける

運動の効果は目に見えづらい。

だからこそ、記録が励みになるんです。

  • 運動した日を○でカレンダーに記録
  • スマホのメモ帳やLINEの「ひとりグループ」に書き出す
  • 今日のRPEを10段階でつけてみる

「昨日の自分より動けた」

「今週は3回できた」

その積み重ねが、自己効力感=レジリエンスにつながります。

 

【5】「仲間」や「見てくれる人」をつくる

ひとりだと続きづらい。

でも、誰かと共有すると途端に習慣になったりします。

  • 家族に「今日は運動するで」と宣言
  • 週1だけジムやパーソナルトレーナーと予定を組む
  • SNSで#運動習慣 などをつけて投稿

大切なのはひとりで抱え込まないこと。

レジリエンスは「つながり」からも育つ。

 

【6】「回復」もトレーニングの一部

強い人ほどちゃんと休む。

  • 毎日運動しない
  • よく寝る(できれば7〜8時間)
  • タンパク質・鉄分・ビタミンを意識した食事

レジリエンスは「回復力」。

だから、“戻ってこれる体と心”を作るのが一番大事です。

 

【7】「心と体はつながっている」と知る

メンタルの浮き沈みがあると、

「こんな日に運動なんかムリ」と思うこともある。

でも、実はそういう日こそ──

軽くでもいいから動いてみることで、心が変わる。

体を動かすことは、心への小さな声かけです。

「大丈夫。今日も生きてるぞ」って。

 

まとめ|日常の中に“レジリエンストレーニング”を

レジリエンスは、特別な才能じゃない。

日々のちょっとした習慣の積み重ねで、誰でも育てられます。

  • 少しキツい運動
  • 続けられる仕組み
  • 自分なりのペース
  • そして「やろう」と思える心の準備

そのすべてが、あなたの“折れにくい心と体”を育てていきます。

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